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XNA

Windows 用のゲームの配布

ページ更新日:2009/ 1/ 1
概要
 作成した Windows 用ゲームの配布方法について説明します。
Windows 用ゲームの配布
動作確認バージョン
対応 XNA バージョン
  • 1.0 Refresh
対応プラットフォーム
  • Windows (XP SP2, Vista)
  • Xbox360
必要な頂点シェーダバージョン
1.1
必要なピクセルシェーダバージョン
1.1
サンプルの操作方法
内容

 Windows 用のゲームを配布する際、配布データを作成すること自体は特に問題はないのですが、作成したゲームを実行する配布先の環境が以下の条件、またはスペックを満たしている必要があります。

  • OS は Windows XP SP2 以上, または Windows Vista
  • シェーダモデルバージョン 1.1 以上に対応したビデオカード、またはチップセット
  • ゲームの内容に応じた CPU, メモリ, HDD, ビデオカード

 これらの条件を満たした上で、以下のコンポーネントもインストールする必要があります。

 Windows 用のゲームはいくつかの配布パターンがあるので、好きな方法を選んでください。

実行ファイルや、そのほかコンテンツをそのまま配布

 作成したゲーム(ファイル)をそのまま配布します。そのままといっても通常は「.zip」ファイルに圧縮したり、自己解凍形式「.exe」にまとめたりするのが一般的でしょう。ファイルをどこに展開するかはユーザーが自分で決定します。

プロジェクトを開く まず、配布するゲームのプロジェクトを開きます。

Release モード ツールバーにある「Debug」を「Release」に切り替えましょう。こうすることで、配布するゲームに必要のないデバッグ情報を省いたりゲームを最適化してビルドできるようになります。

 もちろん事前に Release モードでもテストは行った方がよいでしょう。

ソリューションのリビルド ビルドメニューから「ソリューションのリビルド」を選択し、今までのビルド情報を破棄して1からビルドさせるようにします。

 通常のビルドでも問題はないと思いますが、まれに以前の状態のままビルドされないファイルがあったりすることがあるので、配布する直前にはリビルドをかけておくことをお勧めします。

作成されたファイル するとプロジェクトフォルダ内の以下のフォルダにゲームに必要なファイルが作成されます。

  • [プロジェクトフォルダ名]\bin\x86\Release

 このフォルダの中には「.exe」ファイルと、「.xnb」などのコンテンツファイル、プロジェクトで作成したフォルダ構成などが含まれています。これらのファイルをそのまま配布するだけでOKです。ただし、右図にある「.pdb」だけはゲームとは関係ないので含めないでください。

 ちなみに実行ファイル名ですが、これはプロジェクトで設定したファイル名になります。右図では「WindowsGame1」というプロジェクトで作成し、特に名前を変更していないので「WindowsGame1.exe」というファイル名になってます。

圧縮 (zip 形式) フォルダ 作成したファイルを直接別のパソコンに持っていく場合はそのまま持っていって構わないのですが、Web 上で配布する場合はファイルをまとめたり、サイズを減らしたりする意味でファイルを圧縮するのが普通です。

 Windows XP や Windows Vista では標準でファイルを一つのファイル「.zip」に圧縮できる機能があるので、それを使うのがいいでしょう。

 操作は簡単で、必要なファイルをすべて選択した状態で右クリックし、「送る」メニューの中に「圧縮 (zip 形式)フォルダ」という項目があるので、それを選びます。

作成された zip ファイル すると右図のように zip ファイルが出来上がるので、これを自分のサイトに置くなり、ダウンロードサイトに登録するなりしてもらうといいでしょう。(ファイルサイズの大きさによっては zip ファイルの作成に時間がかかることもあります)

 ちなみに、他のパソコンに実行ファイルをそのまま配布した場合は、「.exe」ファイルをそのままダブルクリックしてもらえばゲームをすることができますが、「.zip」などの圧縮ファイルで配布した場合は、そのファイルを解凍(圧縮を元に戻すこと)しなければ実行できません。

 圧縮ファイルの解凍ですが「.zip」ファイルの場合 Windows XP 以降の OS であれば標準の機能で解凍できます。まず、「.zip」ファイルを入手したら、そのファイルをダブルクリックすると、圧縮されているファイルを閲覧することができます。その中に「.exe」などのファイルがありますが、これはまだ圧縮されている状態なので、実行することはできません。

 これらのファイルをすべて選択した状態でファイルをコピーし、任意のフォルダにペースト(貼り付け)してもらえば自動的に解凍されますので、あとはその実行ファイルを起動するだけでゲームをすることができます。

 このあたりの操作方法は何らかの形でユーザーに説明するのがいいでしょう。

ゲームパッケージで配布

 XNA のバージョン「3.0」にはゲームパッケージ機能があります。手軽にゲームを配布できるようになり、ファイルの圧縮・解凍・パッケージを自動でできるようになります。もちろん配布先のパソコンに必要なコンポーネントがインストールされている必要があります。

 注意点としては、ゲームパッケージを展開するには、配布先のパソコンにも「XNA Game Studio 3.0」がインストールされている必要があります。 (ゲームパッケージはあくまでも XNA クリエイター同士で配布して遊ぶためのものです。ただし、今後このシステムが変更されるかどうかはわかりません)

 まず、プロジェクトのリビルドまでに関しては、上記で説明した方法と同じなので説明は省きます。

ゲームパッケージの作成 プロジェクトのリビルドが完了したらビルドメニューから「Package XXXXX as XNA Creators Club Game」を選択します。(XXXXX はプロジェクト名です)

作成されたゲームパッケージ すると以下のフォルダに「XXXXX-Windows.ccgame」というファイルが作成されていることがわかります。

  • [プロジェクトフォルダ名]\bin\x86\Release

 これが XNA 用のゲームパッケージで、これをそのまま配布すればOKです。(ただ、サイトによっては「.zip」ファイルなどに別途圧縮しなければいけない ころもあるので各自確認してください)

Unpack ファイル 配布先でゲームをする場合は、「.ccgame」ファイルをダブルクリックします。すると右図のようなダイアログが表示されるので、「Unpack」ボタンを押してパッケージを展開します。

展開されたゲーム すると、ファイルが以下のフォルダに展開されるので、あとはそのままゲームを実行するだけです。

Windows XP の場合 (デフォルト)

  • C:\Documents and Settings\[ユーザーディレクトリ]\Local Settings\Application Data\XNA Creators Club Games

Windows Vista の場合 (デフォルト)

  • C:\Users\[ユーザーディレクトリ]\AppData\Local\XNA Creators Club Games

インストーラでの配布

 この方法での配布はまだ調べていないので省略させていただきます。

 
サンプル実行ファイル (Windows のみ)
プロジェクト ダウンロード
全コード
[全コード掲載][全コード掲載]
更新履歴
更新日時 更新内容
2009/01/01 XNA Game Studio 3.0 用に修正
2008/05/18 文章・プログラムの校正
2008/02/28 実行に必要なランタイムとして「Microsoft .NET Framework Version 2.0」から「Microsoft .NET Framework Version 2.0 Service Pack 1」に修正
2008/01/01 XNA Game Studio 2.0 用に修正
2007/07/07 ページ作成
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